元No.1キャバ嬢エンリケ、数々の炎上を乗り越えられたワケとは?
1 今までの炎上とは?
1)キャバ嬢時代のエンリケ
まず、エンリケについて説明していきましょう。
エンリケは名古屋の老舗キャバクラ「アールズカフェ」で働いていた元キャバ嬢です。
しかし、キャバ嬢とはいっても、ただのキャバ嬢ではありません。
日本一のキャバ嬢なのです。
初めは高校時代にヘルプとしてアールズカフェで働いたことがきっかけとなり、キャバ嬢の世界に入りました。
なかなか指名も入らず、席についてもすぐに「チェンジ」されるなど、不遇の時代を過ごします。
しかし、もともと人当たりも良く、気さくなエンリケに、お客さんから「素のままでいったら?」とアドバイスされたことで、180度方向転換。
そのユニークなキャラと飾らない姿が、次第に話題となり大ブレークへとつながったのです。
キャバ嬢とは思えない立ち居振る舞い、言動。
直瓶で片足をテーブルにかけながらシャンパンを一気飲みする姿や、変なかぶり物で登場したり、変なウォーキングで登場したり、まさにエンターティナーの様相だったのです。
また、お店で高額シャンパンがおろされると「100万くうか〜ん」などと歌う姿をインスタでタイムリーに発信するなど、日本中を毎晩巻き込んでのお祭りのような盛り上がり方でした。
そんなエンリケは一躍アールズカフェのナンバーワンキャバ嬢となり、自身のバースデーイベントでは億越えを達成するなど「億超えキャバ嬢」としてYahooニュースにも載るほどです。
その後13年間のアールズカフェでのキャバ嬢を引退するのですが、引退式では4日間で来場者数600人、売り上げ5億円越えという驚異的な数字を叩き出し、その絶大な人気とカリスマ性はまさに日本一のキャバ嬢と言えるでしょう。
2)引退後にも数々の試練が
キャバ嬢を引退した後、結婚をしたエンリケ。
現在は、有名インフルエンサーとして、SNSで発信を行ったり、タレントとして活躍し、若い女性からの支持を集めています。
また、美容業界、飲食業界、ブランド品買取など、多方面への事業を展開する実業家への道を進みます。
一見、順風満帆に見えるのですが、実は様々な困難が待ち受けていました。
グルメで知られるエンリケは「鮨エンリケ」というお寿司屋さんを銀座一丁目に展開します。
場所柄、当然超高級店であるということは想像しやすいですよね。
もちろん話題となり、予約も困難な状態に。
有名人も続々と来店し、評判も良いように思えました。
が、実は心労が山積みだったのです。
お寿司屋さんだけでなく、「バスクチーズケーキエンリケ」もスタートさせました。
こちらも大人気となり予約殺到!
なのですが、またまたトラブルが続きます。
確かに、一気に事業を展開したということもあり、トラブルはつきものですが、流石のエンリケも精神的に応えたようなのです。
2 鮨エンリケ、「ワイングラスにお茶を注がれた」、「マズい」と炎上
1)ワイングラスにお茶で炎上
鮨エンリケは、選び抜いた食材と選び抜いたお酒とのペアリングを楽しむことができます。
加えて、単品での「お茶」の他にティーペアリングも提供しています。
そんな中、ある投稿が炎上しました。
「追加でお茶を注文したら、ワイングラスにお茶を注がれたのですが。しかも熱いお茶を、、、」
という内容です。
確かに、ワインとのペアリングを楽しんでいる最中に、ワイングラスでお茶がサービスされてしまっては驚きますよね。
しかし、これには少し誤解があったようです。
実は、鮨エンリケではお茶にもこだわりを持っていて、そのお茶の香りを楽しんでもらうため、より香りを楽しむことのできる「耐熱フレーバーグラス」でサービスを行なっています。
このグラスを用いることでよりお茶の香りが引き立つのですが、ワイングラスに似ていたために、そのような誤解を招いてしまったようです。
2)鮨エンリケ まずい!と酷評されてしまった
銀座という好立地、しかも3万円という価格帯から、当然ファンの期待も高まりました。
「味も雰囲気も最高」
「どれを食べても絶品だった」
といった高評価がネットに流れ話題となり、予約も困難な状況になったのです。
そんな中、ある投稿が炎上しました。
「焼き魚はパサパサ」
「ネタは全部ブヨブヨ」
「臭い」
「シャリの酢が強すぎる」
「米の温度が高くて気持ち悪くなった」
と、非常に辛辣なものでした。
あくまで個人の見解なのですが、これにはエンリケも堪えました。
様々なトラブルや中傷などを乗り越えてきたエンリケですが、自身でも、「そんなにうちのお寿司はまずいのか」と悩み、数日眠れぬ夜を過ごしたようです。
しかし、落ち込んでいるだけではなく、すぐに対応するのがエンリケです。
謝罪動画とともに、対応策をユーチューブに公開したのです。
3 バスクチーズケーキのトラブル時も神対応
SNSで若い女性を中心に話題となったのが「バスクチーズケーキエンリケ」です。
折しも、空前のバスクチーズケーキブームのなか、有名インフルエンサーであるエンリケが銀座にオープンさせるとなったら、期待は高まる一方です。
そんな期待を嬉しく裏切るかのように、注文が殺到しました。
一見大成功と見えるこの裏で、またトラブルが発生していたのです。
予想を上回る注文が入り、チーズケーキを入れる箱の制作が間に合わなくなってしまいました。
納期が迫る中、2日間だけエンリケオリジナルではない箱での発送となってしまったのです。
これにもエンリケは、ネットですぐに謝罪コメントを発表しました。
また、オリジナルの箱にバスクチーズケーキを入れ、直筆の謝罪手紙とともに再度発送したのです。
が、思いもかけないことから再び炎上。
直筆手紙の字が汚いという指摘をされてしまったのです。
これにはエンリケも「自覚している」とコメントを発表しました。
ファンからは「通信でペン習字習えますよ」「ユーチューブで書き方のコツ見るだけで変わりますよ」とのコメントも寄せられていました。
4 炎上を乗り越えられたワケ
有名インフルエンサーであるエンリケは常に注目を集めています。
展開する事業などについても、暖かい目もある反面厳しい目も注がれています。
こんな状況を、エンリケはどうして乗り越えてこられたのでしょうか。
実は、エンリケが強靭な精神の持ち主だとか、または、鈍感だとか、そんなわけではないのです。
エンリケはそのような厳しい意見や心ない中傷に晒されながらも、善処しようと努力をしてきました。
時には精神的に辛くなり、塞ぎ込むこともありますが、キャバ嬢時代から「自分の都合はお客様には関係ない」という考えを持っており、自分が辛くても、しんどくても、お客様には「関係ない」からしっかりと対応しなければならないという考えを持っているのです。
厳しい意見からも逃げることなく、丁寧に対応を行うことで、世間から納得され、結果として乗り越えることができたというわけです。
良いことにも悪いことにも素直に耳を傾けることができる、これがエンリケの強みと言えるでしょう。
最近ではテレビにも出演し、キラキラとしたプライベートなどを公開しているエンリケですが、このように注目されることにより、展開している事業にも注目が集まります。
事業を展開していく上で注目されるのは良いことなのですが、諸刃の剣でもあります。
誹謗中傷は高評価と同じパーセンテージで出現するものです。
しかし、エンリケは逃げませんでした。
全てを受け止め、良いことも悪いことも丁寧に対応するのです。
私たちもエンリケに見習うことがありそうですね。